最終更新日(update) 2019.05.01 |
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平成31年1月号掲載 句会報 |
平成三十年度栃木白魚火 第二回鍛錬吟行句会 |
星 揚子 |
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十一月十一日(日)、栃木白魚火第二回鍛錬吟行句会が参加者十八名のもとに、陶器の街として知られる栃木県益子町で行われた。 貸切バスで向かった最初の吟行地は、寛政年間創業の日下田藍染工房で、作業場には七十二の藍染め用の甕が並んでいた。そこで、藍染めの工程を聞き、砧で布を打つ様子や布を染めて伸子張りで干す作業を見せてもらった。また、貴重な明治時代の型紙と、段階的に染められた藍染めの布を、私達のためにわざわざ出して説明してくれた。十六段階の藍染めの色にはそれぞれ名前が付いていた。 その後、かつて益子城があった城内坂通りを散策しながら、益子焼窯元共販センターへ向かった。丁度地元の人達のマラソン大会があり、沿道は賑わっていたが、秋の陶器市が終わったばかりなので、町全体は思いの外静かだった。 最後の吟行地は益子参考館。ここには陶芸家濱田庄司が蒐集した作品を自邸の一部に展示してあり、濱田庄司の世界観を味わうことができた。さらに、工房や登り窯を見学。登り窯は益子の地形をうまく生かしていることがわかった。真っ赤な紅葉が茅葺きの濱田邸によく映え、近くで落葉を焚く煙と匂いが辺りを優しく包んでいた。 句会場は益子駅駅舎の二階多目的ホール。昼食後、十句出句、十五句(うち特選二句)選で行われた。今年度の鍛錬吟行句会からこの形式で実施してきているが、慣れてきたこともあってか、順調に終えることができた。 自然豊かな益子町での鍛錬吟行句会は心も満たされ、充実したものとなった。 星田 一草 特選 一句抄 |
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平成31年1月号掲載 句会報 |
旭川白魚火 「見本林」吟行会 |
淺井ゆうこ |
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十月十三日、旭川白魚火会の吟行が開催された。外国樹種見本林(市民からは、「見本林」と呼ばれることが多い)は、旭川駅からほど近い場所にあり、三浦綾子の小説「氷点」の舞台となったことでも知られている。見本林入口には三浦綾子記念文学館がある。本館の隣に今年新たにオープンした分館の内部には、三浦綾子氏が夫光世氏とともに執筆活動を行っていた書斎がそのまま再現されている。館内を一通り覗き、大小様々な木の葉の散り敷いている見本林の小径をタカ女先生とともに歩いて行くと、リスに穀物のような餌を与えている方がいらした。リスは冬に備えてうんと食べておきたいらしく、私達一行がそばへ行っても逃げる気配がない。餌を頬張っては茂みに隠れ、また戻っては食べ、やがてお腹がいっぱいになったのであろう、森の奥へと走り去って行った。背の高い黒々とした針葉樹の上に秋の青空が広がり、美瑛川の川面の漣が日差しを散らして光っていた。 神楽岡公園へ移動し散策。紅葉の鮮やかな中、こちらにも樹上にリスがいる。隣接する上川神社には晴着の子どもさんの家族連れの車が数台停まっていた。十一月に降雪のある北海道では、ひと月前倒しで十月の半ばに七五三のお詣りが行われる。 神楽岡公園から、おかだ紅雪庭へ移動し、昼食と句会。舞茸の天ぷら、胡麻豆腐、新蕎麦など季節の料理を賞味し、めいめい句帳を開く。一人五句出句。 一句抄 句会後、障子や窓の誂えの美しい館内を見学。玄関で、ひときわ甘い花の匂いがした。翌日にこちらで結婚式があるということで、仲居さんが花を活けているところであった。 |
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平成31年2月号掲載 句会報 |
坑道句会 十一月例会 |
渡部 幸子 |
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十一月二十六日(月)、新装なったJA北浜支店集会室を会場に坑道句会が開催されました。土足の儘入ることの出来る会場で、とても便利でした。 神還る日も近く、出雲地方では「神等去出(からさで)さん荒れ」と言って、昔から海は大時化になることが多くとても心配しましたが、幸いにも絶好の日和を授かり、地元北浜のほか遠くは松江から五名、そして大社、斐川、平田からの参加がありました。事前に知らせてあった鰐淵寺、昭和鉱山跡、北浜等を各自吟行の後、十一時三十分佳句をふところに二十七名の参加者全員の笑顔が会場に揃いました。 幹事代表の原和子さんの挨拶の後、坑道句会合同句集作成への参加のお願いがあり、句集の概要を記した紙が配られました。合同句集の作成と句会開会にあたり安食副主宰より、坑道句会は白魚火の元祖、いつまでも継続していかなければならない旨と坑道句会の歴史についてお話があり、十二時出句、昼食、続いて句会へと移りました。 この日の選者は、安食副主宰、三島玉絵、荒木千都江、久家希世、渡部美知子、渡辺幸子の六氏、披講は、生馬明子、渡辺美知子の両氏で、緊張の中にも和気藹々の和やかな内に進行しました。 安食副主宰の特選句には、蔵書の中から選んで持参された著名俳人の句集が褒美に渡され、その内の三名が地元北浜句会会員であったことに、泉下の小林梨花先生もさぞかしお喜びのことと会場は拍手の渦に包まれました。 今回初参加の二名を得、坑道句会の益々の発展を誓い合い、次回を約して閉会となりました。 安食 彰彦特選 三島 玉絵特選 荒木千都江特選 久家 希世特選 渡部美知子特選 渡部 幸子特選 当日の高得点句 七点 一句抄(氏名五十音順) |
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平成31年2月号掲載 句会報 |
群馬白魚火会 |
遠坂 耕筰 |
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十一月二十日、定宿となった渋川市小野上温泉に於いて、平成最後となる祝賀句会及び忘年会が開催された。今年は特に暖かい小春日である。参加は二十二名。かつての賑やかさはここ数年なく、ちょっと寂しい。会員増は毎年の課題である。 祝賀会は、このたび鳥雲集同人となった飯塚比呂子さん、白魚火同人となった関登志子さん、みづうみ賞奨励賞を獲得した竹内芳子さんのお三方が紹介された。竹内さんはたびたびみづうみ賞受賞者一覧に名を連ねている。私も以前は出したが、遠く及ばず。勉強してまた挑戦しようとここへ来るたびに思うのだが。お三方の挨拶、会長挨拶に続き句会となった。選句、披講の後、得点上位七位までに賞品、特選句には短冊が贈呈された。最後に篠原会長が講評を述べて句会を終了した。 小野上温泉は美人の湯といわれる温泉以外何もない。外を散策することもなく、温泉ですべすべになった身体を浴衣に包み、宴席となる。群馬白魚火の面々、特に男性は酒豪が多く、夜の更けるまで杯を重ねて行った。 篠原 庄治 特選 |
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平成31年2月号掲載 句会報 | 白岩主宰を招き一泊忘年吟行句会 |
溝西 澄恵 |
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小春日和の十一月二十日。マイクロバスにて西条を出発。新山口駅にて白岩敏秀主宰、三原白鴉編集長補佐をお迎えして総勢二十七名。西の京山口から吟行を開始。 室町時代、西国一の栄華を誇った大内家。その菩提の弔いに建立したという国宝瑠璃光寺五重塔。池には塔とともに色鮮やかな冬紅葉が映えていた。ふぐ雑炊の昼食で温もり、五重塔を遠見の雲谷庵(雪舟アトリエ跡)を訪ねる。その後、常栄寺雪舟庭園へ。本堂を挟み北側の庭園は広大で、雪舟の山水画そのままの景。南側は南瞑庭という枯山水様式の庭園。鑑賞後は、山口ふるさと伝承センターに移動して句会。 白岩主宰 特選 句会終了後、主宰より「吟行の際には吟行地は詠まず、吟行地で起こったこと、見たこと、感じたこと等を詠むように」との指導を受ける。 白岩主宰 特選 主宰より「句作を休むと五七五の感覚が鈍るので、毎日休まず句作に心がけるように」と指導を受けた。 一句抄 |
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平成31年3月号掲載 句会報 |
旭川白魚火「忘年句会」 |
下吉まこと |
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十二月九日、旭川白魚火忘年句会が開催された。今冬の旭川は初雪が遅く、十二月の初旬にも雨がぱらつくことがあったが、忘年句会の前日からはぐっと冷え込んで最低気温がマイナス十度。本来の冬の厳しさを取り戻したようであった。 この日の私は、坂本タカ女先生をお迎えにあがる役目を仰せつかった。タカ女先生は、この秋から有料老人ホームに入られている。冬晴れのプラタナス並木を通り抜けるタクシーの中で、料理や買い物をしなくなったこと、足腰が弱り散歩にもあまり行けず、外出は句会くらい、それによって俳句が作りにくくなった事等を話してくださった。三十三歳になったばかりの私には、ただただ相槌を打つことしか出来なかった。 忘年句会は、この日マイナス十八度を記録した北見より金田野歩女先生、函館より山羽法子さん(転勤により士別市在住)、札幌からみづうみ賞受賞の奥野津矢子さん、西田美木子さん、小杉好恵さんの三名、鷹栖から藤原翠峯さんら四名、そして旭川から十一名、総勢二十人が集まった。私が参加した句会としてはこれほどの人数が集まったのは初めてで、身の置き所に困ってしまった。 各自五句の出句であったがなぜか投句総数は一〇一句。一般選五句特選二句。読むだけでも大変な分量だが力作ぞろいで、選句にも力が入る。初登場の山羽法子さんの「粕汁の中の魚の目魚の口」が十一票を獲得、まさに圧巻であった。次いで藤原翠峯さんの「北風荒ぶ裸婦像しかと児を抱きて」に八票。選ばれなかった句についての作者の話を聞くのが私はとても好きなのだが人数の関係もあり、その時間が取れなかったのが心残りであった。同じく時間の都合で選評は懇親会へ持ち越された。 懇親会では、恒例となったくじ引きで、敏美さんから山菜、銀杏、旭川近郊の雄大な自然の写真が贈られた。ほどよくお酒も入り、皆選評に気持ちよく聴き入っていた。時が経つのを忘れるほどの楽しい忘年句会となった。 一句抄 |
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平成31年3月号掲載 句会報 |
平成三十年栃木白魚火忘年句会報 |
中村 國司 |
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平成31年3月号へ |
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十二月二日(日曜日)宇都宮市民活動センターにて、星田一草栃木白魚火会長の瓢瓢としたご挨拶を頂戴しながら、二十五名による賑やかな忘年句会が催行されました。 今年は、新たに参加された宇都宮支部の女性の皆さんによる句会運営を目指して、事前に周到な打ち合わせ会を持った上で進行されましたが、さすがに「人生の手練れ」とも言うべき皆さんの気配りの届いた運営は、参加者のこころを和ませて見事でした。 栃木白魚火は、柴山要作幹事長の采配のもとで、年初の新年句会、春の総会、二回にわたる鍛錬会と、会員諸氏の技量の向上と親睦を図りつつ、年間計画を恙なく取り進めて参りました。その集大成としての忘年俳句会は、佳句はもとより、凄い句や、問題提起型の俳句も交えた百二十五句から、十句厳選の真剣勝負の場となりました。その成果は、無鑑査同人特選句とともに「今日の一句」として左に別記しましたのでご覧ください。 さて、忘年会懇親会は場所を変えて「ホテル丸治」で二十名が参加して、一年の垢を落とすというより、これからどうするかとの話題を中心に和やかにとり行われました。 栃木白魚火で酒を交えての会合は年間を通して忘年会しかありません。その采配を任されている筆者は果報者。方針として、忘年会の酒は「純米酒」に限り、それを好きなだけ飲んで欲しいと願っています。しかし羽目を外す人はなく、ほぼ予算内で収まってしまうのが残念と言えば残念なところでした。 無鑑査同人特選句 星田一草 特選 つやつやと葱洗いあぐ外流し 田原桂子 加茂都紀女 特選 ジャズの音のひびく街角赤い羽根 齋藤 都 柴山要作 特選 落葉掃く無心のうしろ側通る 中村國司 宇賀神尚男 特選 風神の心のままに銀杏散る 渡辺加代 齋藤 都 特選 冬に入る動かぬ水に枝の影 星田一草 星 揚子 特選 大根の煮汁の色に透けにけり 本倉裕子 松本光子 特選 掃き終へしところよく散る紅葉かな 星 揚子 「今日の一句」(五十音順) |
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平成31年3月号掲載 句会報 |
栃木白魚火新春俳句大会 |
高橋 裕子 |
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平成31年3月号へ |
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栃木白魚火新春俳句大会が、街に成人式の晴着姿が見受けられる平成三十一年一月十三日(日)、宇都宮市中央生涯学習センターに於いて盛大に開催されました。 新春の華やいだ雰囲気の中、星田一草会長より御挨拶をいただき、記念撮影の後、句会が始まりました。 今大会の出句は五句。選句は会員七句(うち特選一句)、役員、鳥雲同人は十句(うち特選二句)で行われました。出席者二十九名、総数一四五句の秀句揃いの中からの選句には、なかなか絞り切れず皆様の苦悩が窺えました。約一時間の後、中村國司さん、松本光子さんによる披講が行われ、披講される一句一句に耳を澄ませ各自確認をしておりました。成績発表は集計係の渡辺加代さん、熊倉一彦さんにより行われ、表彰式となりました。表彰は、総合成績上位者と飛び賞並びに各役員の特選に賞品が授与されました。 表彰後は星田一草会長、宇賀神尚雄、加茂都紀女副会長から、選評をいただき新春俳句大会が閉会となりました。 当日の特選句並びに当日の一句 当日の一句 |
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令和元年5月号掲載 句会報 |
いわた俳句大会 |
林 浩世 |
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二月九日(日)磐田市にて、「第四回いわた俳句大会」が開催されました。選者は、宇多喜代子先生、片山由美子先生、髙柳克弘先生の三名です。 第一部の事前投句では、宇多秀逸に鈴木敬子さん、片山秀逸に宇於崎桂子さん、髙柳秀逸に林他七名の白魚火の方が入選されました。 第二部の選者と学生によるパネルディスカッション「俳句未来塾」では、各選者と共に、地元の高校生と白魚火の若手の安藤翔さん、竹中健人さん達が句会をされました。事前に兼題の「浅き春・学校・白い犬」より二句を投句していただき、作者を知らない中での選句、講評をして頂きました。学生も高校生も臆することなく選句理由を語り、自句を語る姿に感心いたしました。そして先生方の生き生きとした俳句談義を直接伺うことができ、大変刺激を受けました。 第三部では、当日句の選と選評が行われ、宇多特選に鈴木敬子さん、片山特選に村上尚子さん、髙柳秀逸に竹中健人さん、さらに五名の方が入選されました。 無事に俳句大会を終えることができてほっととするともに、次回はもっと沢山の方に投句、ご出席していただきたいと願っています。 パネルディスカッションに快くご出場してくださった皆さま、ありがとうございました。 |
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令和元年5月号掲載 句会報 |
坑道句会 三月例会 古川句碑を訪ねて |
大菅たか子 |
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令和元年5月号へ |
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三月二十五日(月)、坑道句会三月例会が松江、斐川、大社、平田方面よりの二十九名の参加を得て、古川句碑、愛宕山公園、本陣記念館を吟行地として行われました。 句碑の辺りは白木蓮が早や散り始め、桜の開花を待つばかりの吟行日和でした。平成もあと一か月余りで終わろうとしている三月の終り。古川句碑での吟行もこれが平成最後と思うと何かしら感慨深く感じられて、皆しみじみと碑に刻まれた「晩じる」の文字を見つめていました。 坑道句会では一年に一回か二回、古川句碑辺りで吟行が行われています。同じ場所であっても、いつも違う作品に出合うことができ、新鮮に感じることができます。 句会は、十二時四十分より湯谷川のほとりの会場で行われました。会場の都合により駆け足での句会となりましたが、三時頃までに無事終わりました。その後原和子、生馬明子、福間弘子三幹事で計画された来年度の坑道句会の予定が発表され、年間予定表、句会に必要な用紙、吟行地案内等の入った袋が全員に配られました。来年度は、河下町、出雲大社、出西窯、古川句碑、宍道湖グリーンパーク、十六島町が予定されています。 年間吟行地の決定、マップの準備等スタッフの皆さんのお世話により、来年度の句会が今から楽しみです。 安食 彰彦特選 花馬酔木こぼるや猫の通ひ径 牧野 邦子 春泥に鋭き四つ足の蹄跡 三原 白鴉 草踏めば足裏やさしき春の土 大菅たか子 風光る醤の町屋なまこ壁 井原 栄子 つくしんぼ地蔵の笑みのそのままに 久家 希世 荒木千都江特選 久家 希世特選 渡部美知子特選 三原 白鴉特選 当日の高得点句 当日の一句抄(氏名五十音順) |
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